最初にできあがりの本のサイズを決めましょう。
論文などは、A4が主流です。詩集や句集など趣味性の強いものは、小さいサイズが多いようです。
規格サイズ表(単位 mm)
A版 | B版 | |
6 | 103×148 | 128×182 |
5 | 148×210 | 182×257 |
4 | 210×297 | 257×364 |
3 | 297×210 | 364×515 |
用紙に関しては、プリンターで打てるものなら大抵は大丈夫です。ただし、極端に厚いものは開きが悪いのでお勧めできません。写真のプリントのように厚いものは、お避け下さい。
和紙風の物や通常の厚さのフォトクオリティー用紙でも大丈夫です。文具店パソコンショップ等で各種用紙がありますので、凝ってみるのも楽しみです。
余白には注意してください。基本的に四方向とも、2センチ以上必要です。更に、綴じる方はプラス1センチの3センチの余白を設定してください。
製本段階で綺麗に仕上げるためにカットしますので、余白には余裕を持ってプリントアウトしましょう。
手書きの場合も、余りギリギリまで書き込まないようご注意をお願いいたします。
同じ物を数冊製本する場合は、一部ずつプリントアウトしてください。論文等でコピー用紙でよろしければ、コピーサービスも承ります。
送っていただいた物は、そのまま製本しますので、順番等にも十分ご注意下さい。面倒でなければ、ページ番号など振っていただけると助かります。
大きな図や表などがあって、同じ用紙サイズに収まらない場合は、その倍のサイズを使っていただけると、綺麗に製本できます。A4の論文にグラフや表をA3で入れたい場合は、用紙の縦横が変わりますので、綴じる側の余白にも十分ご注意下さい。倍のサイズがプリントできない場合、数ページでしたらコピーやプリントアウトのサービスも承ります。
両面プリントの出来るプリンターをお持ちでしたら、両面印刷されても結構です。その場合、用紙を少し厚めの物にされた方が、透けが少なく読みやすい本に仕上がります。
手書きの場合も、両面に書かれても結構です。ただ、偶数ページと奇数ページで綴じる左右が変わりますので御注意下さい。
これらの点にご注意いただければ、早速プリントアウトしましょう。